不安が止まらない。考えれば考えるほど不安が増える。Kazuma式 心・感情整理では、不安を増幅させる3つの思考パターンの見抜き方を解説する。破局的思考、全か無か思考、過度の一般化。これらの心のクセが不安を増幅させる。ラベリング技術で思考パターンを見抜き、客観視することで不安を和らげる方法を知ろう。
なぜ考えれば考えるほど、不安は増えるのか?
考えれば考えるほど、不安が増える。
なぜだろう。
「もしかしたら、失敗するかもしれない」
「もしかしたら、嫌われているかもしれない」
「もしかしたら、悪いことが起きるかもしれない」
考えるほど、不安が増える。
これは、思考パターンのせいだ。
不安を増幅させる思考パターンがある。
Kazuma式 心・感情整理では、不安を増幅させる3つの思考パターンの見抜き方を整理する。破局的思考、全か無か思考、過度の一般化という心のクセが不安を増幅させる。ラベリング技術で思考パターンを見抜き客観視することで不安を和らげる。
不安を和らげる3ステップ:
- 3つの思考パターンを知る(破局的思考、全か無か思考、過度の一般化)
- 思考パターンの見抜き方を学ぶ(トリガーフレーズと身体反応)
- ラベリング技術で客観視する(思考パターンに名前を付ける)
この順番で進めば、不安を和らげられる。
心の整理について、さらに深く知りたい場合は、Kazuma式 対話相談室 総合ページで恋愛・人間関係・心の整理の全テーマを体系的に扱っている。
不安を増幅させる3つの思考パターン
不安を増幅させる3つの思考パターン。
まず、3つの思考パターンを知る。
パターン1:破局的思考(最悪の結末を想像する)
破局的思考とは、最悪の結末を想像する思考パターン。
「失敗したら、全てが終わる」
「嫌われたら、誰からも愛されなくなる」
「病気だったら、死んでしまう」
最悪の結末を、想像する。
可能性は低いのに、最悪の結末ばかりを考える。
「もしかしたら」が「絶対そうなる」に変わる。
俺も過去に、小さなミスから「全てが終わる」と考え、何日も眠れなくなった時期があった。振り返ると、実際には何も終わっていなかった。
Kazuma式では、これを「破局想定型不安増幅」と定義している。
破局的思考が、不安を増幅させる。
破局的思考(最悪の結末を想像する)。
その思考パターンが、不安を増幅させる第一の理由だ。
パターン2:全か無か思考(白黒で判断する)
全か無か思考とは、白黒で判断する思考パターン。
「完璧にできないなら、やる意味がない」
「少しでも失敗したら、全部ダメだ」
「100点か0点か、その中間はない」
白か黒か、で判断する。
グレーゾーンが見えない。
中間が、存在しない。
相談者の多くが、「少し遅刻した」ことを「完全に失敗した」と捉え、自分を責め続けていた。実際には誰も気にしていなかったにも関わらず、本人だけが全か無かで判断していた。
全か無か思考が、不安を増幅させる。
全か無か思考(白黒で判断する)。
その思考パターンが、不安を増幅させる第二の理由だ。
パターン3:過度の一般化(1回を永遠に変える)
過度の一般化とは、1回の出来事を永遠に拡大する思考パターン。
「1回失敗したから、私はいつも失敗する」
「1回嫌われたから、私は誰からも嫌われる」
「1回うまくいかなかったから、私は何をやってもダメだ」
1回を、永遠に変える。
1回の出来事が、全ての出来事になる。
今回の失敗が、永遠の失敗になる。
俺自身、1回のプレゼン失敗を「自分は人前で話せない人間だ」と一般化し、その後何年も人前を避け続けた経験がある。実際には1回の失敗に過ぎなかったのに、自分で永遠の事実に変えていた。
Kazuma式では、これを「単回事象の永続化認知」と定義している。
過度の一般化が、不安を増幅させる。
過度の一般化(1回を永遠に変える)。
その思考パターンが、不安を増幅させる第三の理由だ。
Kazuma式 心の整理・自己理解カテゴリ【カテゴリページ】では、心の構造についてさらに深く扱っている。
3つの思考パターンの見抜き方
3つの思考パターンの見抜き方。
次に、思考パターンの見抜き方を学ぶ。
見抜き方1:トリガーフレーズを覚える
思考パターンには、トリガーフレーズがある。
破局的思考のトリガーフレーズ:
「〜したら終わりだ」
「〜したら全てが崩れる」
「もし〜だったら死んでしまう」
全か無か思考のトリガーフレーズ:
「完璧に〜できないなら意味がない」
「少しでも〜したら全部ダメだ」
「100%〜でなければダメだ」
過度の一般化のトリガーフレーズ:
「いつも〜だ」
「誰からも〜される」
「何をやっても〜だ」
相談者の一人が、「いつも失敗する」という言葉を口にした瞬間、過度の一般化に気づき、「実際には2回のうち1回は成功している」と自分で訂正できた。トリガーフレーズを知ることで、思考パターンに自分で気づけるようになる。
トリガーフレーズを覚えることが、見抜き方の第一歩だ。
トリガーフレーズを覚える。
その見抜き方が、思考パターンを見抜く第一の方法だ。
見抜き方2:身体反応に気づく
思考パターンが働くと、身体が反応する。
破局的思考の身体反応:
胸が苦しくなる。
呼吸が浅くなる。
心臓がドキドキする。
全か無か思考の身体反応:
肩に力が入る。
顎を食いしばる。
身体が硬直する。
過度の一般化の身体反応:
頭が重くなる。
全身が疲れる。
動けなくなる。
俺が破局的思考に陥った時、必ず胸が苦しくなることに気づいてから、「この胸の苦しさは破局的思考のサインだ」と判断できるようになった。身体は思考より先に反応するから、身体反応を見抜けば思考パターンも見抜ける。
身体反応に気づくことが、見抜き方の第二歩だ。
身体反応に気づく。
その見抜き方が、思考パターンを見抜く第二の方法だ。
見抜き方3:反復パターンを観察する
思考パターンは、繰り返す。
同じ状況で、同じ思考パターンが現れる。
失敗した時 → 破局的思考
評価される時 → 全か無か思考
うまくいかない時 → 過度の一般化
反復パターンを、観察する。
多くの相談者が、「失敗する度に『全てが終わる』と考えていた」と気づいた瞬間、反復パターンを理解し、次に同じ思考が浮かんだ時に「また破局的思考だ」と見抜けるようになった。
反復パターンを観察することが、見抜き方の第三歩だ。
反復パターンを観察する。
その見抜き方が、思考パターンを見抜く第三の方法だ。
存在価値について、さらに深く理解したい場合は、何もせずに生きる「価値」を、誰が決めたのかが役立つ。
ラベリング技術|思考パターンに名前を付けて客観視する
ここで、ラベリング技術を理解する。
ラベリング技術とは何か?
ラベリング技術とは、思考パターンに名前を付ける技術。
思考パターンに名前を付けると、客観視できる。
客観視できると、思考から離れられる。
「また、破局的思考だ」
「また、全か無か思考だ」
「また、過度の一般化だ」
名前を付けると、思考から離れられる。
Kazuma式では、これを「ラベリングによる客観化」と定義している。
ラベリング技術の3つの効果
ラベリング技術には、3つの効果がある。
効果1:思考と自分を分離する
「私は破局的だ」ではなく、
「今、破局的思考が働いている」
思考と自分を、分離する。
効果2:不安の増幅を止める
名前を付けると、不安の増幅が止まる。
「これは思考パターンだ」と気づくと、
「現実ではない」と理解できる。
不安の増幅が、止まる。
効果3:対処法を選べるようになる
思考パターンを見抜けば、対処法を選べる。
「破局的思考だから、最悪の結末以外の可能性を考えよう」
「全か無か思考だから、中間を探そう」
「過度の一般化だから、1回の出来事に戻そう」
対処法を、選べる。
俺がラベリング技術を使い始めてから、不安の増幅が激減した。「また破局的思考だ」と名前を付けるだけで、思考の暴走が止まり、冷静に対処できるようになった。
ラベリング技術の3つの効果が、不安を和らげる。
ラベリング技術の3つの効果。
その効果が、思考パターンを客観視する力になる。
今夜から使えるラベリング3ステップ
実践の手順を、整理する。
ステップ1:思考パターンに気づく
まず、思考パターンに気づく。
トリガーフレーズが浮かんだら、気づく。
「〜したら終わりだ」→ 破局的思考
「完璧にできないなら意味がない」→ 全か無か思考
「いつも〜だ」→ 過度の一般化
思考パターンに、気づく。
ステップ2:1語でラベリングする
次に、1語で名前を付ける。
「破局的」
「白黒」
「一般化」
1語で、名前を付ける。
相談者の多くが、1語でラベリングすることで即座に客観視できたと報告してくれる。「破局的思考が働いている」という長い文より、「破局的」という1語の方が瞬時に客観視できる。
ステップ3:深呼吸して思考から離れる
最後に、深呼吸して思考から離れる。
4秒吸って、6秒吐く。
ラベリングした後に呼吸をすると、思考から離れやすい。
深呼吸して、思考から離れる。
実践の3ステップが、ラベリング技術を使う手順だ。
実践|今夜から使えるラベリング3ステップ。
その手順が、不安を和らげる実践だ。
今夜のチェックリスト(60秒)
今夜のチェックリスト。
この5つを試してみろ。
□ トリガーフレーズを1つ覚える(「〜したら終わりだ」など)
□ 身体反応を1つ観察する(胸が苦しい、肩に力が入るなど)
□ 反復パターンを1つ書く(いつも〜の時に〜を考える)
□ 思考パターンに1語でラベリングする(「破局的」「白黒」「一般化」)
□ 4-6呼吸×3回(思考から離れる)
この5つが、不安を和らげる手順だ。
思考パターンを見抜けば、不安は和らぐ。
ラベリングで客観視できれば、不安の増幅は止まる。
今夜、この5つを試してみろ。
よくある質問(FAQ)
よくある質問。
Q1. 思考パターンを完全に止める方法はありますか?
A1. 完全に止める必要はありません。
思考パターンは誰にでもあります。ラベリングで客観視し、不安の増幅を和らげることが目的です。
Q2. ラベリングしても不安が消えない場合は?
A2. ラベリング後に深呼吸をしてください。
ラベリングで客観視し、深呼吸で思考から離れることで不安が和らぎます。
Q3. どの思考パターンが一番多いですか?
A3. 個人差がありますが、破局的思考が多い傾向があります。
自分のトリガーフレーズと身体反応を観察することで、自分の思考パターンが見えてきます。
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まとめ|思考パターンを見抜けば、不安は和らぐ
要点3つ
- 不安を増幅させる3つの思考パターン――破局的思考(破局想定型不安増幅、最悪の結末を想像する)。全か無か思考(白黒で判断する、グレーゾーンが見えない)。過度の一般化(単回事象の永続化認知、1回を永遠に変える)。これらの心のクセが不安を増幅させる。
- 3つの思考パターンの見抜き方――トリガーフレーズを覚える(「〜したら終わりだ」「完璧に〜でなければ」「いつも〜だ」)。身体反応に気づく(胸が苦しい、肩に力が入る、頭が重い)。反復パターンを観察する(同じ状況で同じ思考パターンが繰り返す)。見抜き方を知れば思考パターンが見える。
- ラベリング技術で客観視する――思考パターンラベリングによる客観化。思考と自分を分離する、不安の増幅を止める、対処法を選べるようになる。実践3ステップは思考パターンに気づく、1語でラベリングする、深呼吸して思考から離れる。ラベリングで不安が和らぐ。
次の一歩
今夜、『思考パターンに1語でラベリングする』を試してみろ。
その1語が、不安を和らげる第一歩だ。
不安を増幅させる3つの思考パターンの見抜き方。破局想定型不安増幅、全か無か思考、単回事象の永続化認知。トリガーフレーズ、身体反応、反復パターン。思考パターンラベリングによる客観化。思考と自分を分離、不安の増幅を止める、対処法を選べる。思考パターンに気づく、1語でラベリング、深呼吸して思考から離れる。思考パターンを見抜けば不安は和らぐ。今夜、思考パターンに1語でラベリングしてみろ。
10分だけ、思考パターンを一緒に見抜く
迷ったら10分だけ。
不安を増幅させる思考パターンを、一緒に見抜こう。
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安心要素:匿名🛡️/DM不要/無理な勧誘なし/短時間
思考パターンを見抜けば、不安は和らぐ。破局的思考、全か無か思考、過度の一般化。トリガーフレーズを覚え、身体反応に気づき、反復パターンを観察する。ラベリングで客観視し、思考と自分を分離する。1語で名前を付け、深呼吸して思考から離れる。今夜、思考パターンに1語でラベリングしてみろ。
【著者情報】
執筆:Kazuma|Kazuma式 対話相談室 創設者
恋愛・人間関係・孤独・自己肯定感といった”言葉にできない想い”を共に掘り起こす対話を続けている。多数の相談事例と自身の体験をもとに、深夜帯に動く読者の「名前のない痛み」に寄り添い、心を整理するための視点を届けている。
【免責事項】
※本記事は個人の経験と分析に基づいており、医学的・宗教的助言は行いません。深刻な心理的問題や法律的問題については、専門家への相談をおすすめします。

